ポーランドの姉より。〜Drogie Siostry〜

2010-02-09

乾燥地獄に一滴の潤いの雫。

乾燥地獄です、ポーランド。もう髪も肌もパサパサのカサッカサッ!
こうなることはわかっていたので冬用にと、日本で買っておいたこれが大活躍。

スクワラン
HABAのスクワランオイル!30ml (2625円)

スクワランはもともと潤い成分として肌に備わってるものなんですが、
加齢とともに減少するらしく、補う必要があるそう。
ただ市販のスクワランには植物性と動物性、人工的に作られたものとあって、
動物性のスクワランが最も純度が高く高品質。(詳しくはこちら

HABAのスクワランは深海鮫の肝臓から抽出された動物性スクワラン100%で
純度がな、なんと、99.9%です。純度が高ければ高いほど酸化しにくいらしく、
数ヶ月使ってみたけど心配だった油焼けも全くなし。
髪に馴染ませればドライヤー使っても静電気知らずだし、
肌に使えばしっとりして化粧のりが格段に良くなる。
一滴で顔全体をカバーできるのでコスパも素晴らしい!

むふふふ。これでポーランドの冬、乗り越えてやるぞ!

・・・と思ったんですが、どこまでも欲深いのが女子というもの。

高純度のスクワランの素晴らしさを知ってしまったために、
余計な不純物や石油系界面活性剤や香料が極力入っていなくて、
ピンポイントで肌に作用してくれるナチュラルコスメが欲しくなってしまった。

そこでネット徘徊すること数週間。見つけましたよ!注文しましたよ!

そしてめっちゃ怪しいものが届きましたよ!これ!!
イモーテル
ズギャーン!(あまりの怪しさに脳内効果音がジョジョになってた)

左がイモーテルという植物の蒸留水150ml。 (15.20ズロチ)
右がヒアルロン酸1%ジェル100ml。 (17.95ズロチ)
どちらも微量(0.5%以下)の防腐剤が入っている以外はナチュラル。

イモーテルは抗炎症効果、組織再生能力に優れた植物らしく、
特に肌が乾燥して赤くヒリヒリしてしまう人向けということで注文したんですが、
使った第一印象、それは・・・・ くっさーい!!

いや香料が全く入ってないので仕方ないんですが、このニオイ強烈!
私は「公衆トイレ」だと思うんですが、ポー旦那は「クルミのいい香り」だと言うので、
好き嫌いが別れるところだと思います。

しかーし、背に腹は変えられないとはこういうことで、使った翌日鏡を見てビックリ。
肌真っ白!ホント白い!
それだけ赤ら顔だったのかもしれませんが、実は何も知らない人からも
「顔色明るくなった!」と言われるほどだったので、これは赤くガサガサしてしまう私としては、
臭くても使い続けてます。・・・そして慣れてしまって今は気にならない。

ヒアルロン酸1%ジェルの方は、全く無臭。
ジェル状なのでこれをイモーテル水と一緒に肌につけてるんですが、
浸透力がアップして、ヒアルロン酸独特の肌が潤ってピトッと手に吸い付く感触が好き。
使用感はしっとりより、つるつるかな。

ヒアルロン酸

両方ともBiochemia Urodyで注文したんですが、
かなり詳しくナチュラルコスメ&原料について言及しているサイトなので、
ポー語が赤ちゃん程度の私は辞書引き引き、
旦那に聞き聞きしなくてはいけなかったのが難点。

ちょっと見た目が怪しい、というか味気ないですが中身で真剣勝負。
かなり肌の調子が良いのでここにはこれからもお世話になると思います。

姉。

実はもっと怪しいポーションを頼んで使ってるんですが長くなるのでまたの機会に。

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2010-02-08

初!ワルシャワdeカラオケ。

行ってきましたよー!ワルシャワ在歴6年目にして初カラオケ!
最近出会う人によく「え?6年もいるの?」と驚かれるんですが、
それも今まで日本人の方々との交流があまりなかったからで、
ここ一年でやっとこさ日本人界デビューを果たしてからというもの、
初めて体験することや出会う人が増えて毎日充実しております。なんとも嬉しい。

そしてやっとカラオケをする機会に恵まれたわけですが、
いやね、カラオケっつったって最近の流行歌なんて全然わからないわけですよ。
なんせ浦島太郎6年生ですからね。

しかもカラオケによく行ってた学生時代なんてもう大昔のこと。
私の中での18番は199×年から全然更新されてない状態!
歌える曲がなかったらどうしよー!とか正直なところちょっと不安だったんですが・・・

あーれー?!カラオケ自体も全然更新されてない状態!
ポーランド カラオケ
懐かしいなぁ、この本とリモコン!

カラオケの本って最初に「今月の最新曲」ページがありますが、
そこにSHAZNAが載ってましたからね。浦島太郎も安心ですよ、これは。

美味しいお料理を堪能しながら、次から次へと懐メロのオンパレード!
カラオケ 鍋カラオケ 串

ラルク
初期ラルク懐かしー!Hyde若い!

ziggy
出たー!Gloria!Ziggyは不滅じゃ。

山口百恵
プレイバッ!プレイバッ!山口百恵最高。

自分も負けじと青春の主題歌である安室奈美恵ちゃん(+スーパーモンキーズ時代)や
MAXやXやルナシーを歌ったろ!と意気込んだものの、
SPEEDを歌った時点で息継ぎが続かなくて撃沈。

結局、和田アキコ(姐)と八代亜紀(神)が一番落ち着く。

姉。

やっぱり歳だわー!

Inaba稲波

Restauracja Japońska Inaba (カラオケ個室有)
ul.Nowogrodzka 84/86 [MAP]
Tel: 622 5955
www.inaba.com.pl

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2010-02-06

IKEA。

今月は春休み!もう暇で暇で仕事がないと手持ち無沙汰で困っちゃう!

・・・ハズだったんですが、残念ながら現実はそんなに甘くない。
昨年終わるはずだった新居のリフォームと引越し計画を実行すべく、
毎日なんだかんだいろいろと追われて結局超多忙!

やっとフローリングの塗装を終え、ぼちぼち持ち物を新居へ移しています。

そして家具もそろそろ揃えようということで、IKEAへ。

日本にもオープンしたIKEAですが、安くてデザインも良いので頼りになる。
実は中国製に続いてメイド・イン・ポーランドが多いIKEAですが、
やはり安いだけあって気をつけて商品を選ばないと、
後で悲しいことになりかねない諸刃の剣のIKEA製品。

IKEA ワルシャワ
ディスプレイが凝ってるのも良い。

IKEAランドに来てしまうとイヤでも一日中いてしまう。
一通り周っているとお腹が空いてきてね、決まってマズ美味しいIKEAレストランで食事!

IKEA ローストビーフ
ローストビーフ 16.99ズロチ(約500円)。

IKEA サーモン
グリルサーモン 9.99ズロチ(約300円)。

これも安くてお腹一杯になるんだけど、味は飛行機の機内食に毛が生えた程度。
でもなぜか毎回食べてしまうんだな。

帰り際にはレジの後方にあるワンコインアイスとホットドックの誘惑と戦わねばなりません。
何せソフトクリームとホットドッグが1ズロチ(約30円)ですからね。

姉。

・・・て何しにIKEAに行ったんだか。

IKEA Targówek店
Malborska 51 [MAP]
http://www.ikea.com/pl/

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2010-02-05

ブログ開設一周年!!

ポーランドの姉、ブログを始めて1年が経ちました!

最初は日本に残してきた妹や家族との連絡網のようなつもりで始めたブログ。
20代のほぼ全てを海外で過ごしてきたため、
歳の離れた妹2人とあまり充実した時間を過ごせなかった悔いから、
「姉は日頃どう過ごしているのか?」知ってもらいたいという
やや一方的な(ちょっと押し付けがましい)気持ちでブログを始めたんですが、
最近はちょっと主旨がズレてきて、勝手に楽しくやっちゃってます。ま・・・いっか。

妹よ・・・ 元気でやってるかい?

正直なところ一年も続くと思わなかった人生初のブログですが、
この一年で最もアクセス数が多かった記事がこれ!

ポーランド人が『ナウシカ』を見ると

誰かがリンクを貼ってくれたり、ツイッターされたらしく、
本当にケタ外れにアクセス数が多かった。ありがとう。

そしてさらにこの一年を振り返ってみて、
ブログを書いててよかったと思った点を勝手に発表!
ヒュードンドンドンドン!パフーパフー!(・・・古っ!)

・気をつけて生きるようになった!
常日頃ネタを探して目をひん剥いて生活してるわけではないものの、
注意深く物事を観察するようになったことは確かです。
もともと写真を撮るのが好きだったのが高じて、
パシャパシャカメラ小僧になったのも良いこととしよう。

・自己分析&日本語力がアップした!
過去ログを読み返すとちょっと小っ恥ずかしいんですが、
一日一日を頭の中で思い返して、何とか読める文章にしようと掘り返したり、
考えを伝えようとする作業は気持ちの整理ができてある意味セラピーのようです。
ブログを書く時間はちょっとした作文タイムなので忘れがちな日本語の勉強にも有効。

・友達が増えた!
最大の利点は人と「出会う」キッカケになったこと。
本当にね、これは嬉しいです。
「ブログ読んでるよ」とか「この前書いてた○○行ったよ」とか言ってくれる方もいて、
照れ笑いでヘンな顔になってるかもしれませんが、内心は喜びで盆踊り状態です。
コメントも実に嬉しい。もうね、誰も見てないところでソーラン節踊ってます。

そんなこんなで続けてきた「ポーランドの姉」ですが、
一周年を迎えられて区切りもいいので、これで閉鎖しようと思います

・・・嘘です。
これからも時にはマジメに、時にはふざけた内容で続けていくつもりなので、
「ポーランドの姉」、これからも何卒よろしくお願いします!

下の妹が落書きした人魚。
ポーランドの姉
ワルシャワのシンボルは「人魚」です。

姉。

いつも読んでくれてる方々、本当にありがとうございます。

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こんな稚拙なブログですがこれからもよろしくお願いします。



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真ん中の妹もお誕生日おめでとう!!!頑張りすぎずにな、マイペースで大丈夫。
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2010-02-03

一人語り その8。 実は殺人犯だった 後編

一人語り その7。の続き

「現実をわからせてあげるのが僕の使命・・・」

そう語っていたモールを取材した約2年後、彼は殺人罪で起訴、逮捕されました。
長く在ポされている方ならもうご存知かと思いますが、
彼はエイズ感染者だったんです。そして故意にポーランド女性を感染させていた。

最初にこの一報を聞いた時、「何かの間違いだろう」と思いました。
もしかしたら人種差別が生み出した何らかの陰謀ではないかとも思いました。

サイモン モール
変わり果てたモールの写真を見て衝撃を受けました。(画像はDziennikより)

裁判が終わる前にサイモン・モールは亡くなっているため、事実は未だ不明。
よって「実は殺人犯だった」と断定することはできないのですが、
様々な事実が明るみに出ることで今現在、ポーランドの世論はほぼ一致しています。

一説によると被害者は約40人にものぼるとのこと。
モールと関係をもった女性は性交渉の際、コンドームをつけてほしいと訴えたにも関わらず、
「僕が黒人だから差別しているんだろう」と責められ、拒否できなかったと証言しています。

さらに驚いたのは、私が取材した時にも彼が語っていた経歴は、
全くの嘘だったことが判明したこと。事件が明るみに出てからポーランドのジャーナリストが
モールの母国のカメルーンに出向き、彼の家族を取材しているんですが、
彼が政治犯であったことも、無論反政府的な執筆活動をしていたこともないと証言。
実際、彼がカメルーンで記者として書いたものはサッカーニュースばかり。
留置所で拷問されたことも、逃亡生活を送っていた形跡もなく、
つまりポーランドに難民として受理された理由であった「政治犯」というのは事実無根で、
ただの経済的理由でヨーロッパへの移住を希望していたということ。

この事件の焦点となるのは、彼自身がHIV感染していたことを知っていたかどうかです。
これについては1999年、Dębek難民収容所で血液検査を受けた際に残った記録が
決定的証拠となっており、彼がポーランドに入国する前からHIVに感染していたこと、
そしてその事実を彼が知っていたことを裏付けています。
また多くの女性が彼からHIV感染したかもしれないことをモールに忠告しようとした際、
彼は「それは差別だ!」と激しく反論し、聞く耳をもたなかったそうです。

「現実をわからせてあげるのが僕の使命・・・」
果たしてこの「現実」とは何を意味するのか、今となっては知る術はないです。

しかし彼が一番に掲げていたはずの「難民の地位向上」が、
この事件によって大打撃を受けたことは間違いないです。
「地位向上」はおろか、難民や外国人は信用してはならない、という偏見を助長させた。
彼は何をポーランドにもたらしたかったのか・・・

この事件がポーランドで語られる時、よく耳にするのが、
安易に危険な性交渉を受け入れたポーランド女性が悪い!という被害者を叩くような意見。
しかしpolitical correctness(政治的にも人種的にも正しくあること)を
追求するがあまり、つまり「差別しないぞ!」と意気込むあまり、
コンドームをつけなかった女性が今、死をもってその代償を払っている。
モールは彼女らの誠意を逆手にとってアフリカ人がヨーロッパから受けた差別の清算をし、
その怨念を晴らすことで制裁を下したかったのだろうか。

全くもって真実は闇の中なのですが、
最後に彼が残した"Polish Goddess"という詩を転載したいと思います。

Then - as the Moon lit the path
of the beautiful Goddess 
illuminating the darkness of the night
two tears ran down her left eye
ending their journey
burying all the nightmares
healing wounds foisted upon me
and upon my Brothers
by those like her

「ポーランドの女神」 (※勝手に訳してしまったので語弊があるかもしれません)

美しい女神の前途を月明かりが照らし出したその時
夜の闇は露わになる
彼女の左目から二つの涙が流れ落ち
旅路を終える時
全ての悪夢は葬られよう
彼女のような者によって
私や同胞に架せられた傷は癒える

姉。

毎年この時期になると思い出す事件です。

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Author:poane
ワルシャワに越して6年目。
日本に残した妹2人を想いながら嫁ぎ先での暮らしぶりを綴る。

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