ポーランドの姉より。~Drogie Siostry~ アングラ。

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2010-11-16

ワルシャワ中央駅が(惜しくも)キレイに。

都会の喧騒の中を歩いていると、ふと「くっさー!」ってなる時ありませんか。
こうなんか何万という人の体臭と排泄物と廃棄物が何年も蓄積されたような
熟成したニオイに襲われて思わず呼吸を止めて足早になってしまうこと。

実はあれが結構好きなんです、ポーランドの姉。

歌舞伎町の路地裏とかニューヨークの地下鉄とかにある香り。
あれがワルシャワ中央駅にもあるんです!
ワルシャワ中央駅
正確にはあったんです。

というのも中央駅はワルシャワ市民が忌み嫌う場所で、
なんとか綺麗にしようという動きにとどまらず、駅ごと立て直そうという意見も出ているそうで、
理由は臭くて暗くて醜いからだそう。あくまで友人や生徒に聞いた意見なんですが、
誰一人として好きという人はいません。私は大好きなんですけどね、
あの共産国的な建築様式が。そしてあの香ばしいニオイの立ち込めるワルシャワ中央駅、
この間行きましたら、終にキレイにされ始めておりました!

左半分がまっちろ。ぎゃー!やめろー!
中央駅内部
心の中で悲鳴をあげていたのは、恐らく私一人だったと思われます。

カフェらしき場所に改造されつつある二階奥。
中央駅内部3
実にけしからん。

ホームから上がってくる部分までくっきりビフォーアフター。
中央駅内部2
ここには昔、電光掲示板より古い、パネル式の掲示板があったはず。

まだ汚い反対側は昔の面影を残しておりました。
旧ワルシャワ中央駅
ワルシャワに着くとまずこの薄暗い汚さが目に入る恐怖ったらありませんよ。

ここはどこなの?ポーランドの首都じゃないの?
まさか私はこんなところに住むことになっちゃったの?

そんな不安と後悔の念を味わわせてくれるのがワルシャワ式ウェルカムだったのに。
やはり時代の波には逆らえず、モダンな形相になっていくにつれ、
ちょっと他では味わえないアウトロー的な雰囲気も一掃されてしまうんですかね。

改修工事は2012年に完成するそう。

姉。

次回も移り変わるワルシャワの姿、お送りします。

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2010-07-27

さらばスタディオン! 新しいワルシャワの姿 ③

スタディオンはワルシャワを分断するヴィスワ川の東側はプラガ地区にあります。
旧スタディオンがあった時代は非常に治安が悪かったことで有名な地区でもあり、
現在は安定しているそうですが、やはりどこか廃れた雰囲気が漂っている場所。

それも戦時中に焼け野原と化したワルシャワで、プラガ地区は戦火を免れたため、
戦前からの建物が今でも残っているからです。
プラガ地区
壁には弾痕が生々しく残っている建物も。

しかし地価が安かったこともあり、また古いレンガ建てで味わいのある街並みに魅せられ、
スタジオやギャラリーを開くために集ってきたのが芸術家たち。
プラガ地区は今、ニューヨークのソーホーのような場所に変身しつつあります。

Fabryka Trzciny(ファブリカチチニ)に代表されるギャラリー兼クラブや
お洒落なセレクトショップ目当てにプラガを訪れる人も多くなりました。

ウォッカ製造工場だったKoneser(コネセラ)もそんなお洒落スポットの一つ。
コネセラ

今でも愛され続けているWyborowa、Luksusowa、Żubrówkaなど
ポーランドの有名ブランドのウォッカはここで生まれたそうです。

アルコール90°以上の蒸留酒「スピリトゥス」の表示がそのまま残ってます。
Koneserスピリトゥス

敷地内はギャラリー用のアートスペースがあるだけでなく、
イベントやコンサート会場、カフェやパブもあります。
スペース

この日はポーランド産の古い車の展示会があったので覗いてみることに。
ワルシャワ
今は買収されてしまったfso社の車。その名も「ワルシャワ」!

これはロシア産の「ヴォルガ」。ごっつくてカッコいい!
ヴォルガ
ポー旦那が子供の頃はこれが自家用車だったそう・・・ 羨ましいぞ。

車にエキサイトした後は敷地内のインテリアショップへ。
magazyn praga
Magazyn praga(マガジンプラガ)店内でお洒落小物を物色。

散々物欲が刺激されたところでもう一つ。
コナセラの真向かいにあるセレクトショップ、DADAに行ってみました。

店内にはポーランドのアーティストの斬新な作品が所狭しと並んでおりました。
dada
実はこれランプです。

そしてポーランド名産の切り絵をモチーフにしたクッション。
切り絵クッション切り絵クッション2
70年代モノを新しくポップに張り替えた椅子。

いろいろ買ってしまいました。これはDADAの店構え。派手!
セレクトショップ
まだまだ奥が深いぞプラガ地区!

10年前に初めて旧スタディオンを訪れた時と比べ、確実に裕福になりつつあるポーランド。
人々の生活が向上し、街が整備されていく姿をプラガ地区に読み取りながら散策すると、
そこにはスタディオン場外市場の閉鎖を惜しみながらも、
新しく生まれ変わろうとするワルシャワの姿が少し垣間見れるかもしれません。

姉。

今度は夜に一杯飲みに行ってみたいです。

Koneser
ul.Ząbkowska 27/31 [MAP]

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2010-07-24

さらばスタディオン! 過ぎ去ったワルシャワの姿 ②

今回は旧スタディオンについてです。

手前のバラック棟は場外のお店。そして奥に見えるのが新スタディオン。
スタディオン
2008年まではあのスタディオンの中で実はとんでもない光景が繰り広げられていました。

正式にはStadion Dziesięciolecia(スタディオン・ジェシェンチオレチア)、
つまり「十周年記念スタジアム」という意味の屋外スタジアムは1955年に開設されました。
1980年代には財政難から本来の球技場としての役割は終わり、
代わってヨーロッパ最大規模を誇る屋外闇市場と化します。

2012年のUEFA欧州選手権の開催地に選定されたため、
この旧スタディオンは解体され同じ場所に新しい球技場の建設が行われることになります。

解体される前は退廃する球技場と観客席を囲むようにして闇市場がありました。
旧スタディオン
画像はWikiより。

初めてワルシャワを訪れた2000年、そのあまりのアウトローな雰囲気に魅了され、
隠しカメラを持って闇市場に潜入した自分。本当に何を考えてたんでしょうね、全くもう。

それではスタディオン場外市場の閉鎖を記念して、初動画アップ!その時の映像です。

手前に映っているのはカメラが入っていた袋です。一緒にいった友人の声も入ってます。

・・・と意気込んでみたものの、あまりよくわかりませんね。
小心者の自分は撮影が発覚するのを恐れてよく撮れませんでした。スンマセン。

というのもね、売られているものの90%以上が違法だったからです。
ここでビデオカメラを回していると知られたら命はないと感じさせる、そんな雰囲気でした。

まずは海賊版CDや映画。
違法CD
ネットが普及する前の時代です。確か一枚10ズロチだったと思います。

もちろんゲームやソフトなんかも全てが違法モノ。
違法ソフト
その場でハッキングしてくれるサービスもあり。

香水やニセブランド品なんかもありました。
香水

そして武器。ガスマスクもありますね。
武器
どこから仕入れたのかわかりませんが、
第二次世界大戦に使われたコレクター向けなものも。

こんなの買う人がいたんだろうか・・・
戦利品
ナチスのマーク入りの食器など、恐らく地中から掘り起こした古いものもありました。

中古カメラなど。
中古カメラ
「中古」とはつまり「窃盗品」ということです。

他にも税関を通してない違法なタバコやウォッカ類はもちろん、
麻薬なども密かに売られてました。

2004年にEU加盟国となったのを境に、スタディオンの闇市場への規制も厳しくなり、
警官が巡回する姿もよく見かけるようになりました。
ただ見張り役がどこかにいるため、巡回路を把握していた商人たちは、
警察がたどり着く前に店構えをそっくり変えて逮捕を免れるようにしておりました。

そんなダーティなワルシャワの姿は徐々に薄れていき、闇市場が閉鎖される頃には、
今のように主に安物の衣類などのみを扱う場外市場が残されておりました。

8月15日に場外市場の閉鎖が発表されたと書きましたが、
前回書いたベトナム料理街、実は明日には取り壊されるとの情報を小耳に挟みました。
そこで最終日を記念して明日は通常営業を3時間延長して
夕方の6時まで開店しているとのこと。真偽のほどは定かではありませんが、
最後にもう一度、あの場所でベトナム料理を堪能しておきたいと思います。

姉。

ベトナム寺院も今は門外から拝めるのみ。
ベトナム寺院

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2010-07-22

さらばスタディオン! 過ぎ去るワルシャワの姿 ①

いよいよ決定してしまいましたね。
正式に発表されました。8月15日、スタディオンの閉鎖!
そこで当ブログ『ポーランドの姉』では3回にわけて
スタディオン特集をお送りしたいと思います。

一時期はヨーロッパ最大規模を誇る闇市場だったスタディオン。
新しい球技場建設のために場内店舗は一掃され、
現在は場外にかつての面影を残すのみとなってしまいました。

ワルシャワ スタディオン
急ピッチで進められる新しい球技場は2012年UEFA欧州選手権の開催場所です。

トラムをAleja Zielenieckaで降りるとそこはまるでシエラレオネの戦場。
そこに我々の知っているワルシャワの顔は既にありません。

スタディオンが一番活気を見せる週末に行くと、
飛び交うアフリカーンス、ジプシー、ベトナム語に圧倒されます。

ベトナム探し人
探し人のビラなんかもうベトナム語のみ!

パチモン売りに声を掛けられながらも無視して市場の奥へ進むと、ありましたよー!
今現在、日本人出没率がワルシャワ内一位を記録していると噂のベトナム料理街!!
ベトナム料理
バラック内にお店があります。

店名とかメニューとかそんなもんは関係ない世界。
かろうじて店番号がふってあるのと、メニューらしきものが外に書いてありますが、
ここはとにかく「ウマイもん食わせろ!」の熱意でオーダーするに限ります。

すると出てくる出てくる!素晴らしい本格的ベトナム料理が!
フォー
8番店で頼んだフォー。ほぼ全品10ズロチ(約270円)ぽっきり。

ブンチャ
これはブンチャ。つけ麺ですな。

サワタ
サワタは野菜の下に麺と汁がかくれております。

肉盛り
お米の上に角煮やら唐揚げやらリブやらがテンコ盛りで最高!

ベトナムコーヒー謎ドリンク
練乳入りのベトナムコーヒーと謎の甘いドリンク。炎天下に飲むと元気が出る。

pho toan
以前食べたPhoToanの本店はここにあります。

バラック
「地獄の黙示録」に出てきそうな光景。みんなモリモリ食べてる。

他にも食材店などがありまして、日本食にも使える野菜などが破格の値段で買えます。
ゴーヤ
オクラ、ゴーヤ、青梗菜、もやし、唐辛子など全部で40ズロチ(約1100円)。

こんな面白い場所がなくなってしまうのは非常に残念です。
噂によるとul.Marywilskiej 44に移転先が決まっているお店もあるそうですが、
果たしてこのアウトローな雰囲気がそのまま残されるかどうか。

今のうちですよ奥さん。
スタディオン場外市場、閉鎖されてしまう前に味わっておきたいです。

姉。

だいたいの場所は[MAP]。次回は旧スタディオン闇市場について。

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2010-07-18

EUROPRIDE Warsaw!!!

昨日は灼熱の太陽のもと、愛の自由を叫びながらワルシャワを練り歩きました。
いやね奥さん、連日の猛暑でとうとう頭がおかしくなってしまったワケではございませんのよ。

ワルシャワ初のEUROPRIDEに参加してきたんです。
EUに加盟した現在でも性的マイノリティを名乗り出ることは
危険を伴う状態である、厳格なカトリックの国ポーランド。
そんな国で行われるプライドパレードに一体何人集るのか興味があったんですが・・・

スゴイ人だかり!
Europride 2010Europride Warsaw
ヘテロも参加可能な非常にフレンドリーな雰囲気。

さかのぼれば1993年のLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の
集会を基盤に始まったプライド・パレード。
2001年には300人程度の小規模のパレードが催されるに至りましたが、
それでも人々は身の危険を感じ、顔を隠したりして参加していたそう。
2004年、今は亡きカチンスキー大統領(当時はワルシャワ市長)によって
この手のパレードは「モラルに反する」という理由で禁止されましたが、
欧州人権裁判所がパレードを許可するよう要請してからは毎年行われてきました。

しかし今年が特別なのは、毎年開催地が変わるEUROPRIDEという大きな動きの中に
ワルシャワが組み込まれ、初開催地となったから。ここまできたかっ!ポーランド!

国際的なイベントとなったことで、参加者も各国から来ておりました。
Europride support
イギリス、スウェーデン、オランダ、カナダ、遠くはメキシコからも旗をなびかせ応援。

もちろんアンチ派も来ておりました。
Polish Skinhead
「ヨーロッパの変態野郎に未来はない!」と書いたバナーとスキンヘッド。

日本ではちょっと考えられませんが、ゲイ潰しに命を懸けている政治家や団体もあるため、
警察の動員数も最高値に達してのイベント。
Polish Skinheads
警官の列の後ろに集っているのはスキンヘッドたち。中指を立てて煽っておりました。

アンチ派の前を通ると大興奮で盛り上がりを見せるパレード参加者。
how sad
煽り合戦と化しながらも衝突は避けられた模様。でも少なかったです、アンチ派。

そんなことはお構いなしのドラッグクィーンの方々。
Polish dragqueensPolish dragqueen
とても非日常的な光景も見られました。

ポーランドでは宗教と切って語ることができないんですね。
カトリックとゲイゲイとカトリック
「ポーランドのカトリック信者にもゲイはいる!」という主張。

Google様もスポンサーとしてパレードカーを出しておりました。
グーグルカー
レインボーカラーのグーグルロゴステッカーを配ってました。

友人のAちゃんと共に参加したEUROPRIDE、日本人女性二人組という理由からか、
写真を撮られたり、インタビューを受けたりしました。あくまでヘテロですが。

そしてなんとA氏の知り合いのご好意でパレードカーに乗っけてもらうことに!
ロキシー
ラジオ局RoxyFMがスポンサーするトラックに乗り込みました。

中は熱気でムンムン、外もすごいギャラリーの数!フォー!
パレードカーから
こうしてスポンサーとして名を出すことは非常に勇気のいることだと思います。

8千人から1万人という数の参加者を記録したプライドパレードは3時間以上かけて
ワルシャワを行進し無事終了しました。
レインボー
窓から応援する人もいたり。

応援
歩道には手を振ったりビデオを回したりして温かく見守る人々が。

姉。

また一つ様変わりしてゆくポーランドの姿を垣間見れた気がします。

ユーロプライド

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プロフィール

poane

Author:poane
ワルシャワに越して6年目。
日本に残した妹2人を想いながら嫁ぎ先での暮らしぶりを綴る。

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