ポーランドの姉より。~Drogie Siostry~ こんにちは、ショパン。

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2010-10-21

こんにちは、ショパン。

ショパンコンクールの優勝者が発表されました。
 優勝:ユリアンナ・アヴディーヴァ(ロシア)
 2位:ルーカス・ゲニューシャス(リトアニア・ロシア)
 2位:インゴルフ・ヴンダー(オーストリア)
 3位:ダニール・トリファノフ(ロシア)
 4位:エヴゲニ・ボシャノフ(ブルガリア)
 5位:フランソワ・デュモン(フランス)

ヴンダーゲニューシャスは最初から気になる存在でした。
Nicolay Khozyainov
そして入賞こそしなかったもののファイナリストのニコライくんも!18歳です。

346人の参加者から勝ち抜いてきた彼ら。素晴らしいです。
そして全てのピアニストたちに拍手を送りたい。ブラボー!ありがとう!

実はポー旦那に出会う前まではショパンがポーランド人だということも知らなかった自分。
クラシック音楽に触れる機会が全くなかったわけではないものの、
このようなコンクールなどとは無縁のまま生きてきました。
そしてポーランドに移り住んでからも、音楽留学生の方と知り合う機会も少なく、
ショパンの音楽をじっくり聴くこともあまりなかったワケです。

あー!なんてバカなの自分!バカバカバカバカ!

ふーん。ショパンコンクールなんてのがあるのね。どれどれちょいと聴いてみようかしら。
・・・そんな軽いノリで聴き始めたものが、もうドツボのルツボにハマりんこ。
すっかりショパンの音楽に魅了されてしまったワケです。

Warsaw Philharmonic
ワルシャワ国立フィルハーモニーのこの席に座って見たかった!

5年に一度のショパンコンクール、全くの初心者にとってショパンを知るには、
これ以上に素晴らしい契機はないです。
まず同じ曲が何度も聴ける。ショパンレパートリーが増えます。
それも同じ曲でも演奏者によって全く違う色になるんです。
様々な情景が思い浮かんだり、感情が湧いたり、
体が熱くなったり、魂が引き込まれそうになったり、胃ごともどしそうになったり・・・

なにより演奏者たちの輝きは言葉では表せないほど。あの緊張感と洗練された技術力!
ショパンの音楽に生命を吹き込む彼らの姿を見ていると、
いかに身を削って己の魂を入れ込んでピアノを弾いているかが伝わってきます。
そこまで賭けて作り出される音に触れられる機会はそうないです。

選考が進むにつれ、演奏者の名前や音色を覚えてしまい、
気が付いたら同じ人を応援していたり。音が澄んでいる人、無垢な人、情熱的な人・・・
その人の持っている世界がそのまま出ていて、聞き比べられるのもコンクールならでは。

最後に今さらながらですが、
ショパンの音楽は本当にポーランド的なんです。上手く言えませんが。
この国に住んでいると、表層的な不満や闇や不正にすぐ着目しがちですが、
実はもっと長い歴史の中で培われてきたポーランドの原風景みたいなものが、
ショパンの音に生きている気がしました。聴いていて不思議と懐かしいんです、ポーランドが。
こんな気持ちにさせられるとは思ってもみませんでした。

本当に演奏者の皆様、ありがとう。

さて余談ですが、このショパンコンクールを見に華道家の假屋崎省吾氏が来ポしているそう。
昨夜のテレビ中継でそのお姿を発見したポー旦那が大フィーバーしておりました。
NHK BSハイビジョンの『生誕200年 みんなのショパン』という番組のためだそうです。
そして今回のコンクール全ては演奏者別にホームページで見ることができます。

次のショパコンは2015年。
その時は是非、ワルシャワ国立フィルハーモニーで聴きに行きたいです。
今回出場された方々にも再び会えることを楽しみに・・・

姉。

それまでは我が家の椅子に座って我慢。
Warsaw Philharmonic chair
フィルハーモニーの椅子だけはある。アンティークが好きで買ったもの。

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ショパン・ムゼオ

某美大の客員教授マーラ・セルベット女史(イタリア建築家)がワルシャワのショパン・ミュージアムの設計デザイン国際コンペで最優秀賞を受賞。
デザインでショパンを表現するってどんな感じなのかしら?

No title

今日の演奏会はあたしのなかではぶっちぎりで3位のTrifonovだったわ。
Geniusasくんは髪形変えたらいい男になると思った。

ま、5年後じゃなくてもショパンでなくとも
フィルハーモニー行ってみたらいいじゃないですか。
あたしは明日行きますけどね。ほほほ
他の作曲家の世界も垣間見てみたらいいんじゃない?

クラシックさいこー

ショパン良いですよね。
こういうのを観に行く機会があるのが
とってもとっても羨ましい!です。

過去にチェロを習っていたことがあって
その時にクラシックにはハマりました。
でも持っているのはオーケストラが主でして
(同じくらいチェロのCDもあるのですが)
やっぱピアノって良いよね~!って思うんです。
ピアノは色んなものの原点な気がします。

色んな表現者の音を聴ける機会なんて
そうそう無いですよ~。いいな。いいな。

No title

私は今週末のショパンコンクールのチケットをとろうと奮闘しましたがやはりダメであきらめました。
動画をみて鳥肌がたちました。
ポーランドにいるなら行きたいと思っていました。
ショパンコンクールでなくても、すてきなコンサートにいつか行きたいと思いました。

1ヶ月間お疲れさまです。

終わってしまいました。ショパンコンクール。
日本時間は真逆なので殺されかけましたけど
毎日が楽しかったです!

ショパンコンクール、
ポー旦那様に会うまで知らなかったのですか…。
ちょっとウケました。
でも、そんなに責めないでください。www

私は確かブーニン氏が話題になった時に知りましたっけ。
ピアノに接する機会を与えてくれた親に感謝ですね~。

ショパンの曲がポーランド的ってすごく共感します。
私は北海道出身なのですが(今東京~)
ソナタ3番第3楽章を聞くと真冬の景色を思い出します。

盆地地帯のど田舎だったので
地平線に沿った、横殴りの雪が降るのですが
空も地面も一面真っ白、カラマツが遠くに薄ら見える程度で
でも寒いのになぜか温かい。
自然の厳しさと優しさが入り交じっている感じです。

その風景はソナタを聞く度思い出します。

今以上に遠い異国にいたショパンも
そんな故郷を思いながら
作曲されていたのではないかと
素人ながら思っています。

彼の作曲論からすると
イメージではなく
純粋に「音」の追求だったようですが…。

マズルカもポーランド的な
独特なリズムですよね。
日本の盆踊りって感じで好きです。w

また5年後を楽しみですね!

才能ある皆さんがここまで努力されているのだから
凡人も気合いいれて日々を過ごさなくては!
と自分を鼓舞してます。

では。

No title

はろー、
久しぶり、T-sanです。v-14
よーやく終わったみたいね。
ポー最後に連れからもらったショパンのCDを聴く日々。。。
いろんな意味でポーを思い出させてくれる1枚になっとる。
なんでもう百何年も前の曲をずっとクラシックはプレイして
るんだって不思議に思ってたけど、聴いてみて納得させられる。
いやーショパコン前にして帰国してしまったので、見れずに残念。
いてもみれたかどうか、分からんか(笑)

次回は5年後、はたして僕はどこにいるんでしょう??

No title

ポ姉ちゃん、お久しぶり~!
フィルハーモニーの椅子、最高!!!
これだったらお家のTVで鑑賞でも、雰囲気でるね。
何年代の椅子なんだろう?
この椅子はアルゲリッチとかポリーニのコンクール演奏を知ってるのかもね♬
なんだかコンクール終わっちゃうと、寂しいよね。
ショパンの余韻を胸に、黄金の秋のワジェンキ公園を散歩する、こんな素敵なことってないよね~。

産みの母へ。

うわぉ!久しぶりのコメントありがとう!
そうそう。このショパン・ミュージアム、最近リニューアルオープンしたばかりだそうです。セルベット氏のデザインも好評のよう。もちろんマークしてるので近々行ってみるつもり。ママン、私はこの歳でやっとショパンと出会えたよ。ポーランドに感謝!

atzさんへ。

トリファノフもいいわ~!4日のコンサート行きたかったなぁ。
ゲニューシャスはツイッター上でもイケメンと話題になっておりました。ピアノに向かってないときのゆる~そうな(失礼)感じがまたツボでした。
実はショパコンが終わってから用もなくフィルハーモニーに行ってしまった私。いつまでも完全に乗り遅れてますが、ショパンじゃなくてもちょっと音楽鑑賞に行きたいと思ってます。今回のショパンコンクールは本当に新たな発見という感じ。atzちゃん、これからも質問攻めにするかもしれんが、付き合ってね!イヤと言わずに!

solo_pinさんへ。

チェロですか!あの音色も本当に素敵ですよね。
私は子供の頃にピアノやフルートやバイオリンを習ってた記憶があるものの、全てお触り程度で終わってしまいました。でもこうして再びクラシックにめぐり合える機会があって感謝してます。せっかくポーランドに住んでるんだから多いにハマっていこうと思います!

biedronkaさんへ。

biedronkaさんもですかっ!次回は一緒に頑張りましょう、チケット獲得!
私もテレビやネットで追ってましたが、こんなに引き込まれるとは思ってもみませんでした。これを良いキッカケにさらにいろいろ探求していきたいです。

glycyrさんへ。

glycyrさん、どーも!
もうね、自分の浅はかさを恥じてグーのこぶしでポコスカ殴りたいです。
ショパンの国に住んでいながら何を今さら・・・気付くの遅い!
glycyrさんは北海道出身なんですね。母もです。ショパンを聴いて覚えたあの妙な「懐かしさ」はなんなんでしょう。ポーランド人でもないのに、なんとも言えないあの感触。日本の盆踊り!?(笑。難しいことはわかりませんが、この国をああいう想いで見るのは初めてでした。
実は今回のショパンコンクールを見るにあたってglycyrさんのツイートを同時にフォローできたのも大きな楽しみの一つだったんです。なんとなく始めたtwitterでしたがやっと楽しみ方がわかったような(笑。ゲニューシャスのイケメン発言に盛大に吹いたり(笑。日本との時差で大変だったとは思いますが、ずっとフォローできて感謝です。また5年後に!
そして実は以前に笑ってしまったショパンの手の置物。
・・・今になってちょっとやっぱり欲しいかも(笑。

T-sanへ。

もしかして!あのサイバーのTっちですかっ!!
おお!元気にしてますか!?
ショパンのCDを聴いてちょっとポーランドが恋しいんじゃないの!
またポーランドに遊びに来てくださいな。5年後は「お連れ」様と一緒に(笑。

ERIさんへ。

ERIちゃん、今さらながら言わせてください。ショパン最高!
いやー目と鼻の先に住んでいたあの頃なら実に危険でしたよ。もうね、毎日専門家の意見をご拝聴すべく、お家にあがりこんで一緒に鑑賞大会を強要することになってたと思います(笑。もちろんERIちゃんのブログでもお勉強させてもらいましたもん。コンクールが終わってしまって本当に寂しいです。フィルハーモニーの椅子に座ってCD聴きながら余韻に浸っております。次回は是非ご一緒したいです、ショパンコンクール!
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poane

Author:poane
ワルシャワに越して6年目。
日本に残した妹2人を想いながら嫁ぎ先での暮らしぶりを綴る。

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