ポーランドの姉より。~Drogie Siostry~ 怖ろしい偶然。
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2009-03-05

怖ろしい偶然。

親知らずを抜いて2週間が経過。傷が完治したので今日は
例のミハウ・レシュニエフスキー先生のところで抜糸。

今回はどんなグロ話をしてくるんだろう・・・ とびくびくしていると・・・

「いやぁ、最近ね・・・」と先生が話し始める。

お。キタな!と身構える。(口開いたまんまだけど)

「ハンマーで殴られた人が担ぎこまれてね・・・しかも立て続けに5件も。」

え?  先生、マジですか?

実は私の生徒の知り合いが被害にあったというのを最近聞いていました。
その人は引ったくりに合った女性を助けるため、
犯人を追いかけたところ、逆に襲われたそうです。ハンマーで。顔面殴打。

その話をすると、いつもは淡々と話す先生が神妙な面持ちになり、「あ、それそれ」と言う。
ちょっと血の気が引けました。(ちなみに事件はBrudno地区で起こってます)

生徒から聞いた時はミハウ先生のことは脳裏になかったけど、
口腔外科医である先生が手術に立ち会うことになるのは当然といえば当然です。

ただ他の被害者はどれも通り魔的に襲われていて犯人が同一人物であるかはわからい、と。
しかし、立て続けにこのような事件が起こっていること、
そして犯人はわざと急所を狙っていることなどから、
サイコパスなのではないか、と先生は話していました。

被害者の内、一人は意識不明の重体、もう一人は片目失明という状況だそう。

普段はわりと安全だと思っていたワルシャワ。

ちょっと身が引き締まるミハウ先生のお話でした。

姉。
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ワルシャワに越して6年目。
日本に残した妹2人を想いながら嫁ぎ先での暮らしぶりを綴る。

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